予防歯科

予防歯科と聞いて「歯ブラシをすればいいか」とお考えになられる患者様が多いと思います。もちろん歯ブラシをする事は大事ですが、私たちは患者様ご自身の現在のお口の中がどうなっているかを知ること、知っていただく事から当院では始まります。

虫歯や歯槽膿漏にならないように、なるべく歯を削ったり、歯を抜いたりということを避けるためにはどうしたらよいか？など、患者様一人一人にあった予防方法を患者様と一緒に考え、ご提案そして実行できるように考えて行っております。

また、全体的に治療が終わって「やれやれ、長かった歯科医院通いもこれで終わりだし、次はまた痛くなったら来よう」という考えは大切な歯を失う事になりかねません。
歯を削られるという事で歯の寿命を短くする事となり、いつかは抜歯となり歯を失う事となります。歯を失うと体全身の健康状態にも影響を及ぼします。歯を1本でも抜く事で食生活が変化します。今まで食べられていたものが思うように噛めなくなった、そこから食べるという事が憂鬱となり栄養バランスが崩れる、そして口の中のバランスも体のバランスも崩れ、全身疾患へと進んで行くことがあります。
大切な歯を削らない様、抜かない様、予防処置を行い、『歯科に来るのは掃除だけ』という考えの方が気持ちも楽ですし、歯にとっても、お財布にとってもハッピーと考えていただきたく思います。

当院では全顎的な治療が終了した患者様のほとんどが、当院にて定期的な予防処置に移行されております。

予防歯科で大切なことは以下となります

1. フッ素を口内に残す事
2. 歯垢を残さず落とす事
3. 細菌を増やさない事
4. 定期検診を必ず受診する事